2007年10月21日

ニュースサイトの収益モデル

Googleニュースへの日米の対応差

ANYの狙いと、収益モデルについて佐々木俊尚氏の「三紙連合「ANY」の成功の可能性とは」を読んだ。

収益モデルについては、別の考え方もありそうな気がした。

ひとつは、ヤフーニュースやGoogleニュースに対抗するサイトの構築だ。これで何が得られるかというと、ニュースを読みたい人がヤフーやGoogleに行く代わりにANYに行くようになれば、ANYにインデックスされている他社コンテンツが少ない分、競争が減る。また、集客力があるサイトになると見込めれば、インデックスして欲しいと参加希望する他社からお金をとるということもあるだろう。また、Googleに対して(robot.txtを使って)掲載を拒み、金を払うなら掲載させてやる、という交渉をする際の材料にもなるだろう。ただ、リード部分の転載を含まない、リンクだけのインデックス化であれば法的には拒絶することはできなさそうだが、情報収集活動を妨害するような技術戦はできるかも知れない。

APがGoogleニュースと組み、ニューヨークタイムズがTimes Selectを中止、アーカイブを大量に無料公開するなど、アメリカではむしろGoogle Newsを前提にビジネスモデルを構築する動きがあるが、これと対照的な動きに見えた。

黒字経営になるかどうかまではわからない。また、営利事業としての新聞の再生の手段としては、小細工程度のものにしかならないかも知れない。だが収益モデルが見えにくいのはアメリカも同じだろうという気がする。続きを読む
posted by 渡辺 at 19:09| Comment(13) | TrackBack(0) | ジャーナリズム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月25日

レッシグの転換:政治と金の研究へ

レッシグがネットと知財関連の研究から身を引く意向を表明した。これからは10年ぐらいかけて彼が広い意味で「腐敗」と考えるものを研究したいという。この腐敗は具体的に何のことか、というと、政治における言論と金の問題のことだろうと思う。これは利益衝突(Conflict of interest)の問題でもある。

これはこれまでレッシグが研究してきたネットや知財の話とは全く別の課題だとしている。ただ、現在のようなIP政策を変えようと思ったら、ここに取り組まないと(ネットや知財政策だけ議論していても)だめだという思いからこの問題に取り組むという面があるということだ。

RIAAのような業界団体は社会にとって何がいい政策であるかを考えているわけではないし、自らの利潤の最大化のためにロビー活動もするわけだ。そのやり口のアンフェアさはブログでもIT系ニュースメディアでも広く取りざたされているのでこのブログではあまり書いていないが、こういう私利私欲のために政策に介入するという慣行自体を直さなければ、著作権問題のような限定された問題をいくら考えてよい政策を提案しても埒が明かないと思ったというようなところだろうか。

レッシグの進む方向にどういう研究課題があるのかについては、彼自身いろいろ考えていることはあるはずだが、あまり多くを語っていない。いくつか思い当たったことを書いてみる。続きを読む
posted by 渡辺 at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月30日

金銭の支払いをめぐる倫理

ルーカスがファンに素材提供 − 搾取?

ルーカス・フィルムがStarWars.comでマッシュアップ企画を始めた。素材が提供されており、ユーザーは自由にスターウォーズをネタにした動画をアップロードしたり、他のユーザーが作ったものを見ることができる企画だという。
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posted by 渡辺 at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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